カムチャツカ半島付近で30日に発生した地震の後、大阪・関西万博の会場で津波注意報などの周知が到達予想時刻よりも遅れたことについて、万博を運営する日本国際博覧会協会は同日、記者会見し「津波の高さを踏まえて安全と確認したが、内容について大阪府市との調整や英語への翻訳などで遅れた。大変申し訳ない」と陳謝した。
協会は大阪府への津波注意報発令後の午前10時に災害対策本部を設置。会場の人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)は南海トラフ巨大地震で想定される津波の高さよりも5メートル以上かさ上げされ、通常営業に問題はないと判断し、パビリオンの運営やイベント開催は予定通り実施することとした。
ただ来場者らに津波注意報が発令中であることを周知する会場のアナウンスは、到達予想時刻の正午よりも遅い午後0時7分になった。(黒川信雄)