読売新聞社が参院選投開票日(7月20日)に兵庫選挙区(改選定数3)で実施した出口調査で、兵庫県の斎藤元彦知事を支持するかどうか尋ねたところ、「支持する」が46%、「支持しない」が50%だった。
若い世代ほど「支持する」と答えた人の割合が高く、18~29歳が58%、30歳代が55%だった。一方、60歳代は41%、70歳以上は34%にとどまった。
投票の際に参考にしたメディアとして、「SNS・動画投稿サイト」を選んだ人の68%が斎藤氏を「支持する」と回答。「新聞」や「テレビ」を選んだ人のそれぞれ61%、59%は「支持しない」と答えた。
支持政党別では、参政党支持層の69%、国民民主党支持層の55%、日本維新の会支持層の53%が斎藤氏を「支持する」と答え、立憲民主党支持層の79%、自民党支持層の55%が「支持しない」とした。無党派層(支持政党なし)は47%が「支持する」、51%が「支持しない」と回答した。
斎藤氏は自身を巡る内部告発問題で昨年9月に失職し、同年11月の知事選で約111万票を得て再選された。参院選では公務を優先するとして、特定の候補や政党を支援しなかった。
出口調査は、NHK、日本テレビ系列各局と共同で実施した。