「入院」とウソつき50日以上特別休暇取得 陸自下志津駐屯地の隊員を懲戒免職

入院すると嘘をつき、特別休暇を50日以上取得したとして、陸上自衛隊下志津駐屯地の隊員が、7月31日付けで免職の懲戒処分を受けました。
7月31日付けで免職の懲戒処分を受けたのは、陸上自衛隊下志津駐屯地高射教導隊の30代の1等陸尉です。
この隊員は2022年4月ごろからの約1年間に「入院する」という虚偽の理由で特別休暇を合わせて51日間取得したということです。
入院したあとに提出すべき書類が提出されず、本人に確認したところ、入院していなかったことが判明しました。
隊員は調査に対し、勤務意欲が低下したことなどを理由に挙げているということです。
隊員の処分を受け、高射教導隊の岩下悟隊長は、「このような事案を起こしてしまい、大変残念です。隊員個々に対する服務指導を徹底し、再発防止に万全を期して参ります」とコメントしています。