「窓の外がオレンジに」京都御所近くの住宅街で火災、延焼も 2人搬送

1日午前8時半ごろ、京都市上京区で「建物から煙が出ている」と通行人から119番があった。京都市消防局によると、木造2階建ての住宅など60平方メートルが焼け、70代の男性と60代の女性が煙を吸うなどして病院に搬送された。いずれも意識はあるという。京都府警が原因を調べる。
市消防局によると、ヘリコプター1台と消防車約30台が出動。隣の民家などにも延焼しており、消火活動が続いている。
近くに住む20代男性は「朝起きたら窓の外がオレンジに染まっていて、逃げてきた」と話した。
現場は京都御所から西に約800メートルの住宅街。