樹海で死亡していた50歳息子を殺人容疑などで書類送検 大津市のタワマンで両親を死傷させた疑い 容疑者死亡のまま

滋賀県大津市のタワーマンションで70代の夫婦が死傷した事件で、警察は樹海で死亡しているのが見つかった当時50歳の息子を、殺人などの容疑で書類送検しました。
容疑者死亡のまま書類送検されたのは、大津市下阪本の無職・岩崎真容疑者です。
警察によりますと、岩崎容疑者は今年2月、大津市内のタワーマンションで、父親(当時78)の頭などを殴打して殺害した疑いと、母親を殺害しようとした疑いがもたれています。
事件発生の後、指名手配されていた息子は、今年5月に山梨県の樹海で、腐敗し一部白骨化した遺体で見つかり、DNA鑑定の結果、容疑者本人と判明していました。
警察は容疑者が死亡した理由や、死因はわからないとしています。