三重県鈴鹿市は4日、生活保護の申請者に対する現金の確認方法を改めると発表した。市は長年、市役所の相談窓口で、申請者に財布の中身を箱の中に出すよう求め確認していたが、今後は自己申告制とする。8日から運用を始める。6月の市議会一般質問で、市議から、申請者の尊厳を傷つけるとの指摘があったことや、生活保護費を巡る訴訟で市が敗訴したことを受け、見直しを進めてきた。
三重県鈴鹿市は4日、生活保護の申請者に対する現金の確認方法を改めると発表した。市は長年、市役所の相談窓口で、申請者に財布の中身を箱の中に出すよう求め確認していたが、今後は自己申告制とする。8日から運用を始める。6月の市議会一般質問で、市議から、申請者の尊厳を傷つけるとの指摘があったことや、生活保護費を巡る訴訟で市が敗訴したことを受け、見直しを進めてきた。