海上自衛隊の警備犬にかまれ民間人負傷、3佐は自費で治療費払い報告せず

海上自衛隊第1航空群司令部(鹿児島県鹿屋市)は16日、鹿屋航空基地所属の3等海佐(51)を減給15分の1(1か月)の懲戒処分にしたと発表した。
発表では、3等海佐は昨年4月25日、所属部隊の警備犬が訓練中、同じ部隊で勤務する民間人の左でん部にかみついてけがを負わせたにもかかわらず、上司への報告などを怠った。自費で治療費などを払ったが、被害者が上司への報告を要望して発覚。「勤務継続に不利益があると思って報告をためらった」と話しているという。