アメリカ軍岩国基地の空母艦載機によるFCLP=陸上模擬着艦訓練が始まったとみられます。
訓練は、激しい騒音ともなうことから地元では強く反発しています。
アメリカ軍岩国基地ではきょう午後1時半ごろから空母艦載機のF-35Cが離陸。着地して、すぐに飛び立つタッチアンドゴーを繰り返しました。
FCLPは空母艦載機のパイロットが着艦資格を取得するため行われるもので激しい騒音を伴うため通常、東京の離島=硫黄島で行われます。
しかし火山の噴火の影響で硫黄島でFCLPを行うことができず今回、アメリカ軍が岩国基地での実施を希望、きょうから今月26日までの予定ではじまりました。
ただ岩国市など地元自治体では、一貫して「激しい騒音を伴うFCLPの実施は容認できない」とのスタンスで強く反発しています。
訓練は、午後の3時間に加え夜間も3時間予定されていて周辺の騒音環境の悪化が懸念されます。