【総裁選】「党員数訂正」トレンド 小泉進次郎氏地元神奈川で800人超増でSNS「きな臭え」

自民党総裁選(10月4日投開票委)をめぐり、「党員数訂正」というワードが30日、インターネット上のトレンドワードになった。 党総裁選管理委員会が27日、総裁選の投票資格を持つ党員らの人数を訂正したと発表したことを受けたもの。発表内容は、神奈川県について「5万7344人」から「5万8170人」に、826人増えたとした上で、これを受けて全体でも「91万5574人」から「91万6400人」になったとしている。
神奈川は、候補者の1人、小泉進次郎農相(44)の地元でもある。小泉氏には、自身に好意的なコメントの動画への投稿を依頼した「ステマ問題」が陣営内で発生し、波紋が広がっている。今回の訂正の理由を、党総裁選管は「一部党員の継続に関し、齟齬(そご)があった」とし、正当な理由を説明している。
一方、ステマ問題を受けて、有力候補とみられる進次郎氏の戦いへの影響も指摘されるタイミングでの、今回の訂正ということもあってか、SNSには「神奈川ねー」「この時期に神奈川で党員数訂正 800人超増える。。。あっ…」「なぜ小泉氏の選挙区だけがこんなに増えてるんでしょうね。しかも総裁選直前に」「齟齬って何?」「胡散臭い総裁選」「こんなんで総理になって嬉しいか」「総裁選に神奈川から出てる候補者いるけどこれはもしや?」「神奈川県民として恥ずかしい。そもそもステマの件でも神奈川県民として相当恥ずかしかったのに」などの指摘のほか、「きな臭え…もう自民党は何も信用ならない ステマ問題でさらに自民党不信が加速したな」など、自民党に対する不信感のコメントも投稿されている。
総裁選には小林鷹之・元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)、高市早苗・前経済安保担当相(64)も出馬している。