千葉県庁内に不審物…実は「水」でした 本庁舎1階閉鎖、特殊災害車両駆けつけ一時騒然

千葉県の県庁本庁舎(千葉市中央区)で6日、不審物が発見され、一時騒然となった。県によると、同日午前8時20分ごろ、本庁舎1階の県民ホールで「透明な液体が入ったポリ袋がある」と守衛から県管財課に不審物の連絡があり、県は110番通報した。
県警のほか、千葉市消防局の特殊災害対応車など計10台が出動し、本庁舎1階の出入りを封鎖する厳戒態勢となったが、液体を調べた結果、水だったことが判明した。県は午前9時50分ごろ、閉鎖を解除した。
県によると、脅迫めいた文書やメールは同日午前時点で届いていない。県担当者は「何かを冷やす氷入りのポリ袋を誰かが置いたままにしたのではないか」と推測する。