大分の大規模火災で自衛隊を災害派遣 ヘリで放水を開始

大分市佐賀関の住宅街で発生し170棟以上が焼けた火災で、防衛省は自衛隊の災害派遣を決定し、19日午前、陸上自衛隊の多用途ヘリコプターUH1による消火活動を開始した。
防衛省統合幕僚監部によると、同日午前9時に大分県知事の災害派遣要請を受理。同9時50分から、ヘリ1機が現場上空で放水を実施している。また、連絡調整要員として陸自隊員6人を大分県庁などに派遣した。
火災は18日夕に発生。県などによると、山林や離島にも燃え移り、焼失面積は少なくとも約4万8900平方メートルに及ぶとみられている。【松浦吉剛】