松江城天守閣“令和の大修理” 事業費は14億5000万円の見込み 2027年度から3年かけて修理工事を行う予定 島根県松江市

島根県松江市は2027年度から松江城天守閣の大規模修理に着手することをあきらかにしました。
国宝・松江城の天守閣は、1950年から5年かけ、“昭和の大修理”が行われ、それ以来、約70年が経過しています。
松江市によりますと、現在、天守閣の屋根瓦や壁板など複数の箇所に損傷があり、外観を中心に“令和の大修理”が必要となったということです。
2026年度までに破損状況の調査や設計を行い、2027年度から3年かけて修理工事を行う予定です。
松江市 上定 昭仁 市長
「次の世代に受け継いでいくために今回の修理、必要なものと考えています。市民の皆さん、ご理解のほどよろしくお願い致します」
令和の大修理の事業費は14億5000万円が見込まれていて、これにあわせ天守閣への大人の入場料金を2026年7月1日から引き上げる予定です。