公明・徳島トップの古川広志県議、議員辞職の意向…風俗店従業員を盗撮の疑いで逮捕

公明党徳島県本部代表で県議の古川広志容疑者(64)が性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで警視庁に逮捕されたことを受け、同本部幹事長の梶原一哉県議は1日、古川容疑者が議員辞職の意向を示していることを明らかにした。県議会事務局によると、現職県議の逮捕は2003年以来、22年ぶり。
緊急で開かれた県議会の会派会長・幹事長会で、梶原県議は「県民の信頼を裏切ることになり、おわびする」と謝罪し、古川容疑者が党関係の弁護士を通じて辞職の意向を示していることを説明。須見一仁議長も「信頼回復に向けて全力で取り組まなければならない」と述べた。
会の終了後、梶原県議は報道陣の取材に応じ「本当に残念で、信じられないという気持ちだ」と話した。
同事務局などによると、古川容疑者は11月28日夜、宿泊先の東京都港区赤坂のビジネスホテルの一室で、派遣型風俗店の女性従業員(20歳代)の裸をスマートフォンで盗撮した疑いが持たれている。