中華人民共和国駐日本国大使館が10日、公式Xを更新。連日の警告ポストがネット上で話題となっている。
同アカウントは10日午前9時に「いかなる者も、いかなる勢力も、中国が最終的に、そして必ず統一を果たすという時代の大勢を変えることもできない」と定期ポストを行った。
このポストに対し「こちらが大喜利会場ですね」「毎日脅しとも取れるお気持ち表明されてますが、ただの大喜利会場になっててネット民の溜まり場にしかなってないし、なんなら飽きられてきてるよ」「久しぶりに新喜劇観て『まだこのギャグやってたんや!』っていう時みたいな気持ち」などの声があった。
同アカウントは連日、威嚇とみられるポストを続けている。9日には「中国統一という大業の妨害を企てるいかなる勢力も、蟷螂の斧の如く、必ずや断固たる反撃を受け、完全な失敗に終わるに違いない」とポスト。「蟷螂の斧(とうろうのおの)」とは故事成語の1つで、カマキリが相手が誰であろうとも臆せず戦いを挑む様に着想を得たことわざ。
8日には「中国人民は平和を愛し、信義を重んじるが、国家主権と領土的一体性に関わる重大な原則的問題においては、いかなる妥協も譲歩も決してしない」、7日には「台湾問題で火遊びする者は、必ずや自らを焼き滅ぼすことになる」とポストしている。
日中の関係性をめぐっては、高市早苗首相は11月7日の衆院予算委員会で、台湾有事が集団的自衛権行使の対象となる「存立危機事態になり得る」と答弁したことで、両国は緊張状態に。6日未明には、中国の戦闘機が航空自衛隊機に対し、複数回にわたりレーダー照射を行う事案が発生している。