尾崎正直官房副長官は16日の記者会見で、国光文乃外務副大臣が立憲民主党議員について事実誤認の内容をインターネット番組で発信したとして、木原稔官房長官が国光氏を同日厳重注意したと明らかにした。国光氏は11月にもSNSへの事実誤認の投稿で木原氏から注意を受けている。
立民の斎藤嘉隆参院国対委員長によると、国光氏は番組で、立民の小西洋之参院議員の国会質問の対応に追われ「辞めた女性官僚もたくさんいた」などと発言したという。尾崎氏は国光氏が発言を撤回し、小西氏に謝罪文を手交したと説明した。
国光氏は11月、「野党の質問通告が遅い」などとX(旧ツイッター)に投稿。野党から抗議を受け、事実誤認を認めて陳謝している。斎藤氏は記者団に、国光氏について「(副大臣に)不適任ではないか」と語った。 [時事通信社]