学校法人「真宗大谷学園」が運営する大谷中学・高校(京都市東山区)の研修旅行に参加していた高校2年の生徒が、インドネシア・バリ島の店舗で商品を盗んだ問題を巡り、同校は24日、生徒側が被害店舗に謝罪し、被害を弁済したことを明らかにした。
同校は同日、ホームページで生徒側が現地警察や被害店舗と協議し「一定の整理が図られたとの報告を受けている」と公表。北畑賢一郎副校長は取材に「教育機関としての責任を自覚し、学校運営に適切に反映させていく」と答えた。
問題を巡っては、同校が実施したバリ島での研修旅行中の今月4日、複数の生徒が衣料品店で窃盗行為に及んだことを生徒への聞き取りなどで確認。SNSでは日本語を話す複数の若い男が店内の衣類をカバンに入れる動画が拡散された。