京都市左京区の世界遺産・銀閣寺(慈照(じしょう)寺)は、4月から境内の拝観料を値上げすると発表した。物価や人件費が高騰する中、文化財や庭園の維持管理に充てるためで、値上げは1994年以来、32年ぶりとなる。
改定後の拝観料は、高校生以上が1000円と500円増、小・中学生は500円で200円の値上げとなる。小学生未満(無料)や障害者(100円)は据え置く。
銀閣寺には、寺を象徴する「観音殿(銀閣)」や現存する日本最古の書院造りとされる「東求(とうぐ)堂」が国宝指定されており、庭園は国の特別名勝・史跡となっている。
担当者は「開創から500年以上がたつ。現在の姿を後世に引き継ぐため、ご理解をいただきたい」と話す。