東京科学大、世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」に正式認定…東北大に続き2校目

松本文部科学相は23日、世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」に、東京科学大を正式に認定したと発表した。研究力強化に向けた改革計画も今年度中に認可する予定で、2026年度分として百数十億円が助成される。認定は24年の東北大に続き2校目。
昨年12月に文科省の有識者会議が科学大について「認定が妥当」とする審査結果を公表し、政府の総合科学技術・イノベーション会議の意見も踏まえ、正式に認定を決めた。医工連携の推進など異分野融合の研究・教育体制への転換を掲げた計画が評価された。
2回目の公募には国・私立の8校が応募した。京都大は1年以内に計画を修正後、認定される見込みだ。東京大は採否が保留され、審査が継続している。ほか5校は選ばれなかった。
卓越大制度は、低迷する日本の研究力強化のために設けられ、約10兆円の「大学ファンド」の運用益から年間数百億円規模の助成を最長25年受けられる。
松本文科相は閣議後の記者会見で「示された計画を着実に推進して目に見える成果を上げ、我が国の研究力、大学教育を引っ張る存在として頑張ってほしい」と述べた。