JR福知山線で電気回路がショート 踏切の遮断機下りず電車6本通過

JR福知山線の川西池田駅(兵庫県川西市)近くの踏切で14日、約1時間半にわたり遮断機が下りず電車6本が通過したトラブルがあり、JR西日本は17日、遮断機を動かす装置で電気回路がショートし、電車が近づく情報を受信できなかったことが原因とする調査結果を明らかにした。
JR西によると、「踏切制御装置」内に金属部品(直径約9ミリ)があり、この部品が電気回路に落下しショートしたという。部品は10年以上前の作業で混入し、13日深夜から14日未明にあった工事の振動で落下したとみられる。
同社は遮断機が下りないといった異常を検知する改良を進めているが、管内に約5200カ所ある第1種踏切(遮断機、警報機付き)のうち約300カ所で未整備。今回の踏切もその一つだった。整備を急ぐとともに、作業の前後に異物がないか確認する箇所を拡大するという。
トラブルは川西池田―北伊丹(同県伊丹市)にある「栄根辻踏切」で発生。14日午前6時20分ごろ、上り普通電車の運転士が踏切で遮断機が降りていないことに気付き、停車した。この日は始発から、上り線の通過時に遮断機や警報機が作動していなかった。【小坂春乃】