中道・鎌田さゆり前衆院議員、元宝塚女優に乗っかり 「自民党改憲草案」デマ拡散で批判殺到

中道改革連合の前衆院議員の鎌田さゆり氏が24日にX(旧Twitter)を更新。元宝塚女優の毬谷友子のポストを引用し、「自民党の改憲草案」について、日本国憲法前文や基本的人権が削除されていると発信した。
毬谷は23日のポストで、「自民党の改憲草案です。信じられない事に憲法前文を削除。基本的人権も削除」とつづり、現行日本国憲法と自民党改正案を比較した表を公開した。
画像によると、「主権が国民に存ずる」という日本国憲法の前文や、97条の基本的人権の本質が「全文削除」となっていた。
しかし、これは自民党が2012年に発表した「日本国憲法改正草案」に基づいて作成されたと思われる画像。前文では「主権が国民に存ずる」という文はなくなっていたものの、「日本国は(中略)国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される」と記されている。
基本的人権についても、11条の基本的人権の享有は維持されている。
自民党の公式サイトでは「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」という憲法の3原則は変えないことが明記されているほか、この改憲草案は「当時の議論の総括であり、党の公約や憲法審査会への提示は行っていない」と説明している。
一方、鎌田氏は毬谷のポストを引用し、「日本国憲法前文→削除 基本的人権→全文削除」と投稿していた。
鎌田氏のもとには、「本気でこれ信じてるんですか?」「デマに乗っかるなよ」「仮にも元議員が一般人が出した出所不明の情報をリポストするとは」「『元』国会議員がこんなデマを信じて拡散するのはまずいんじゃないですかね?」「リテラシー、本当に無さすぎない?」という批判が殺到している。
なお、複数の新聞社なども「基本的人権の条文が削除されているのは不正確」と報じていることもあり、この情報は「デマ」として広く認識されている。