「周り巻き込んで死ぬ」=東京・池袋の女性刺殺で死亡の男―警視庁

東京都豊島区東池袋の商業施設でアルバイトの女性(21)が刺殺された事件で、元交際相手の職業不詳、広川大起容疑者(26)=死亡=が昨年12月にストーカー規制法違反容疑で逮捕された際、「周りを巻き込んで死ぬことを考えてしまう」という趣旨の供述をしていたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。
当時、果物ナイフを所持していたといい、警視庁は交際関係を解消された同容疑者が自暴自棄になり、女性を襲ったとみて調べている。
同庁によると、昨年12月25日、「元彼が付きまとってくる」と相談してきた女性を自宅に送り届けた際、広川容疑者が女性宅付近にいたためストーカー規制法違反容疑で逮捕した。近くに駐車していたレンタカーから果物ナイフを発見し、今年1月に銃刀法違反容疑で追送致した。
捜査関係者によると、同容疑者は逮捕後の調べに対し、「復縁したかった」「自殺を考えていた」と供述。さらに、「周りを巻き込んで死ぬことを考えてしまう」という趣旨の話をしていたという。
同容疑者は同30日に略式起訴され、罰金を支払って釈放された。
事件は3月26日夜、女性が働いていた商業施設「サンシャインシティ」内にある「ポケモンセンターメガトウキョー」で発生。同容疑者が女性や自らの首付近を果物ナイフで複数回刺し、いずれも死亡した。 [時事通信社]