大規模林野火災で東京ドーム約70個分の範囲焼失 担当者“当時は火災起きやすい状態” 北海道根室市

北海道根室市で大規模な林野火災が発生し、東京ドーム約70個分もの範囲が燃えました。火災の原因とは?
一面に広がる炎。北海道根室市で16日、大規模な林野火災が発生しました。消防に通報があったのは、16日午後0時半ごろ。あたりには黒煙が立ち上っていました。
その後も火は燃え広がり、自衛隊に災害派遣が要請される事態に。ヘリコプターを使っての消火活動も行われました。
日没後も火は消えず、地上では夜を徹しての消火活動が続きました。そして、一夜明けると現場は草木が燃え真っ黒に。焼け焦げた柵のようなものや、倒れた木も確認できました。
燃えた範囲は328ヘクタール、東京ドーム約70個分に相当。ケガ人はいませんでしたが、火が完全に消し止められたのは17日午後0時半ごろ。ほぼ、丸一日かかりました。
周辺の住民は…。
付近に住む人
「びっくりしました。こんなの初めて。そこまで煙が来ていたから来るのではないかと思って、火の粉が」
一時167世帯に避難指示が出され、最大38人が根室市役所に避難しました。
なぜ、このような大規模な火災が発生したのか。北海道の担当者は、当時、根室市では火災が起きやすい状態だったといいます。
北海道危機対策課・大西章文局長
「乾燥注意報は出ていました。出火原因はこれからとは思っていますが、何らかの火の取り扱いがあったと思われる」
林野庁によりますと、国内の林野火災は年間約1300件。このうち、最も発生しているのが4月です。降水量が比較的少なく、乾燥していることが要因とみられます。
消防などが出火原因を調査しています。