知床沈没事故公判が結審、被告の運航会社社長弁護側は無罪求める…判決は6月17日

北海道・知床半島沖で2022年4月、乗客乗員26人が死亡・行方不明になった観光船「KAZU I(カズワン)」の沈没事故で、業務上過失致死罪に問われた運航会社「知床遊覧船」社長の桂田精一被告(62)の第12回公判が17日、釧路地裁(水越壮夫裁判長)であった。弁護側は最終弁論で無罪を求め、結審した。判決は6月17日。
公判では被告が事故を予見できたかが争点となっている。検察側は16日の論告で、出航時に同社の運航基準の2~3倍にあたる高い波が予想されていたことなどから、船が激しく揺れ、乗客が死傷する危険性があることは予見できたとして、禁錮5年を求刑した。