旭山動物園職員を逮捕、妻の遺体を園内の焼却炉で燃やした疑い…炉内に燃えた遺体の一部

北海道旭川市の旭山動物園の焼却炉で妻の遺体を燃やしたとして、道警は30日、園職員の鈴木達也容疑者(33)(旭川市神楽)を死体損壊容疑で逮捕した。捜査関係者によると、鈴木容疑者は殺害についてもほのめかしているという。
発表によると、鈴木容疑者は3月31日頃、旭山動物園の焼却炉に妻の由衣さん(33)の遺体を運び込み、燃やすなどして損壊した疑い。調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているという。
由衣さんは3月下旬頃から行方が分からなくなり、親族が4月23日、道警に相談し、行方不明者届を出していた。鈴木容疑者は逮捕前の任意の事情聴取に対し、「妻を動物園の焼却炉に遺棄して燃やした」などと話した。道警が焼却炉を調べたところ、遺体の一部が見つかった。
動物園を運営する旭川市によると、焼却炉は一般客が立ち入ることのできない区域にあり、死んだ動物の焼却のために使われている。道警は、鈴木容疑者が職員の立場を利用して焼却炉を使用したとみている。
旭山動物園は動物の本来の能力や行動を観察できる「行動展示」で人気を集める。市は夏季営業の準備のため4月8日から休園し、29日から営業を再開する予定だったが、捜査の状況を考慮し、5月1日に延期していた。
夫妻と交流があった近隣住民によると、由衣さんの姿が見えなくなったため、4月7日夜、鈴木容疑者に「どこに行ったの」と聞くと、「東京に行った」と話したという。