福島県郡山市の磐越自動車道で北越高校(新潟市)の男子ソフトテニス部の生徒1人が死亡した事故を受け、同校が10日夜、記者会見を開いた。
顧問は事故直後の様子を明らかにした。
顧問が事故を知ったのは、常磐道で自分の車を運転中で、バスに乗っていた生徒から電話連絡が入り、ハンドフリーで応答したが、生徒の声は聞こえずにまもなく切れたという。
その後、生徒側のSNSで「事故がありました」との通知が入り、折り返しの電話をかけようとしたがつながらず、顧問はいったん車を止めて電話し、ようやく生徒側とつながったという。
高速道路を降りて事故現場に向かおうとしたが到着できず、生徒らが搬送された病院に向かった。亡くなった3年生の稲垣尋斗(ひろと)さん(17)とは対面できなかったという。
稲垣さんについて、顧問は涙を浮かべながら「先輩からも大人からも可愛がられる人なつっこい子で、後輩の面倒を見てくれた。チームの盛り上げ役になってくれていた。(事故の)少し前に進路をどうしようかと相談され、焦って決めることはないけれど、じっくり考えていこうね、と一緒に話をしていた。大好きでした」と語った。