職員へのセクハラ認定、福岡・田川市長が辞職の意向固める…近く正式表明

福岡県田川市の村上卓哉市長(55)が、元秘書の女性職員へのセクハラ行為を認定された問題を受け、辞職する意向を固めたことが関係者への取材で分かった。近く正式表明する。
関係者によると、市議会で混乱が予想され、市民生活に影響が広がることを懸念しての判断だという。村上市長は21日、読売新聞の取材に「現段階で申し上げられることはない。近く正式な場で意思を示したい」と述べた。
村上市長は昨年2月、公務出張先で女性職員と不適切な関係があると指摘した報道を認め、「不倫関係」だったと説明。これに対し、女性側は、市長と秘書の間の力関係を前提とした「強いられた同意」によるセクハラだったと反論し、市が設置した第三者調査委員会は18日、市長の行為をセクハラと認定したと発表した。
認定後も村上市長は進退を明言せず、翌19日の市議会常任委員会では「(調査結果を)精査後、報告したい」と述べるにとどめていた。
村上市長は市議を2期務め、2023年の市長選で初当選。問題発覚を受け、市議会は問責決議案を可決したが、不信任案は2度否決していた。