天皇陛下「国民の理解得るものに」=皇族数確保策、訪欧前会見で

天皇陛下は11日、13日からのオランダ、ベルギー公式訪問を前に皇居・宮殿で記者会見された。「立法府の総意」がまとまり、皇族数確保に向けた議論が進んでいることについて、制度に関する事項の言及は控えるとした上で、「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」と述べた。
日本と両国の関係について、「長きにわたる友好の歴史がある一方で、苦難の時期があったことを私たちは忘れてはなりません」と言及。第2次大戦中の日本軍によるオランダ人抑留の歴史を踏まえ、「今なお当時の痛みを負い続けている人々もおられることに思いを致したい」と述べ、「平和の尊さを改めて心に刻みながら、両国の方々との交流を大切にしていきたい」と話した。
両国の王室と家族ぐるみで交流を重ねてきたことを念頭に、「王室の方々との旧交を温めるとともに、わが国と両国の人々との交流や相互理解、友好関係がさらに深まる機会になれば」と抱負を語った。 [時事通信社]