6歳男児の遺体を川で発見 放課後デイ活動中に行方不明 静岡

静岡県磐田市で5月下旬、「放課後デイサービス」施設を利用する男児(6)が、職員が引率する戸外活動中に行方不明になり、近くの川で発見後に死亡が確認されたことが分かった。死因は水死とみられる。発見場所は、行方不明前にいた公園の横を流れる川の上流で、磐田署は、事件と事故の両面で調べている。
消防によると、5月26日午後4時ごろ、磐田市中田の川で男児が浮いていると通報があり、救急搬送先の病院で死亡が確認された。関係者によると、男児はこの日、障害のある子どもが利用する「放課後デイサービス」施設の職員の引率で、他の子ども数人とともにJR豊田町駅近くの公園に来ていて行方が分からなくなった。
公園の西隣には、県袋井土木事務所管理の川が流れている。男児が発見されたのは、公園の北側を東西に走るJR東海道線の線路を越えた川の上流部で、線路には柵、橋の下には流入する水路などがあり、公園からは柵を越えるか道路を遠回りする必要がある。
また、発見現場は、土手から階段で容易に川面に降りられるようになっていた。流量は多く、水流も速い場所だ。袋井土木事務所は「今回の事故との関係性は不明だが、階段の利用実態を確認のうえ、必要に応じて対策を講じていきたい」と話している。
男児が利用していた放課後デイサービスを運営する掛川市の会社は「戸外活動支援中に死亡事故が発生したことを重く受け止め、再発防止に努めていく」とコメントしている。【照山哲史】