木原稔官房長官は12日の国会で、自身の秘書官が経済産業省在籍中の昨年、出張の際に複数回、知人の女性を宿泊先のホテルに招き入れ、一部については、追加の宿泊費を後日になって支払っていたと明らかにしました。
木原官房長官の首席秘書官を務める茂木正氏をめぐっては、月刊誌「文藝春秋」が、経産省在任時の公務出張の際に不倫相手を宿泊先に呼び寄せ、1人分の宿泊費で2人が宿泊するなど、不適切な行為や情報漏洩の疑いがあったと報じています。
この報道について木原長官は、12日の衆議院内閣委員会で中道改革連合の長妻昭議員の質問に答え、茂木氏が経済産業省で大阪・関西万博担当の幹部を務めていた昨年、5月から9月にかけて大阪に出張した際に合わせて5回、知人の女性をホテルの自室に招き入れ、うち2回は女性と翌朝まで過ごしたと明らかにしました。
この2回について木原長官は、茂木氏は宿泊当時、2人分の宿泊費の支払いは不要と考えていたが、「文藝春秋」の取材を受け、追加の支払いが必要かをホテルに確認し、必要と判明した1回分について後日、私費で支払いを行ったと説明しました。「いずれのホテルとの間でも、精算関係は適正に終了したと聞いている」としています。
また長妻議員は、茂木氏と女性との間で、政府に関する情報漏洩があったかを質しました。
これに対し木原長官は、「経済産業省と協力して確認を行っているところだ。きちんと情報を確認した上で、人事上の対応の必要性の有無を判断しなくてはいけない。現時点においては、そこまではまだ(調査について)お答えする段階にはない」と説明しました。