今年3月に東京ドームで開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プールの試合などの観戦チケットを不正転売したとして、警視庁生活安全特別捜査隊は、入場券不正転売禁止法違反の疑いで、千葉県船橋市海神町南の会社員、鈴江裕司容疑者(61)を逮捕した。「見たい試合を観戦する資金にしたかった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は昨年2月と今年2月、石川県と埼玉県の男女計2人にWBC東京プールの日本対チェコのチケットなど計3枚(定価計3万3250円)を、計38万6000円で転売したとしている。
生特隊によると、鈴江容疑者はプロ野球・巨人のシーズンシートオーナーで、先行抽選販売で購入したチケットなどを転売していたとみられる。
令和5年4月~8年3月にMLBやWBCのチケットなど計297枚を定価の最大40倍で転売。計約243万円の利益を得ていた疑いがある。鈴江容疑者は、転売利益の一部で、WBCの別試合のチケット1枚を転売サイトで購入していたという。WBCチケットの不正転売の摘発は全国で2例目という。