改正皇室典範、10月施行=「男系男子継承」色濃く

皇族数確保のための改正皇室典範が24日、公布された。3カ月後の10月24日に施行される。今後、宮内庁を中心に準備が進む見通しだ。
改正典範は17日に成立した。旧宮家の男系男子が養子として皇室に入ることと、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持することを可能にした。
養子本人は皇位継承権を持たないが、その男系子孫が男性であれば付与すると規定。一方、女性皇族の夫と子は皇族にならない。「男系男子継承」を重視する高市政権の姿勢が色濃くにじむ内容で、衆参両院とも全会一致にならなかった。
付則には30年ごとの見直しも盛り込まれた。これに関し、木原稔官房長官は24日の記者会見で、「どのように見直しをしていくかは、立法府の意思を尊重して対応していきたい」と述べた。中道改革連合は政府に対し、安定的な皇位継承策を検討するための有識者会議の早期設置を求めている。 [時事通信社]