わいせつ処分歴ある保育士の情報データベース、活用進まず…全国6010施設が利用登録せず

子どもへのわいせつ行為で処分歴のある保育士の情報を蓄積した国のデータベース(DB)を巡り、こども家庭庁は4日、全国の保育所や認定こども園など6010施設が今年1月1日時点で利用登録していなかったと発表した。
DBは児童らへの性暴力などを理由に保育士登録を取り消された人の氏名や生年月日などが登録され、2024年4月に運用が始まった。今年4月時点で117人が登録され、保育所などは保育士を雇用する際にDBでの確認が義務付けられている。
同庁が今年1月に全国の保育所など約11万施設の活用状況を調べたところ、回答した3万6423施設のうち6010施設(16・5%)が利用登録していなかった。登録している施設でも、「全く活用していない」としたのは5064施設(13・9%)に上った。
同庁は4日、全国の自治体を通じて施設に活用の徹底を促す文書を発出した。