新潟市の海水浴場で親子3人が波にあおられる…中1の姉と小3の弟が死亡

10日正午頃、新潟市西蒲区の角田浜海水浴場で、「大人と子ども計3人が波にのまれているようだ」と目撃した女性から110番があった。3人は親子で、ヘリコプターで救助されて市内の病院に搬送されたが、同市の中学1年の少女(13)と小学3年の男児(8)のきょうだいの死亡が確認された。死因は溺死。父親(37)は治療を受けているが、会話ができる状態だという。
新潟海上保安部の発表によると、3人は同日午前10時半頃に海水浴場を訪れた。父親が少女と「フロート」(浮き具)に乗って遊び、さらに男児を乗せようとした際、波にあおられて2人とも海に転落。父親は近くにいた男児を抱きかかえて岩場に泳ぎ着いたが、少女は流されたという。
新潟海保によると、現場付近は当時、風速4メートルで、高さ0・3メートルの波と1メートルのうねりがあった。海水浴場の監視所によると、午前中から波が高かったため、「遊泳注意」を示す黄色い旗を掲げて注意を促していたという。
海水浴場に来ていた40歳代女性は「夏にこんなに海が荒れているのは見たことがない」と話していた。