千葉県を襲った記録的な豪雨から4日。深刻な問題となっているのが、水没などで動けなくなった放置車両です。千葉市だけでも、およそ2500台の放置車両があり、すべてを撤去する見通しは立っていません。
17日、千葉市で今も残る、豪雨の爪痕。
先週、千葉県の各地で車が水没。今、大きな課題となっているのが、放置車両です。千葉市が管理する道路だけでも、およそ2500台の車が放置されているといいます。
豪雨の翌日、交通量が多い道路では、水没した車が歩道に乗り上げ道を塞いでいましたが、3日たった今も当時のまま、取り残された車がありました。
お盆のさなかに見舞われた豪雨被害。千葉市にある駐車場では…。
水没した車両が多くとめられ、座席やハンドルなどに泥がついた状態となっています。
水没などで故障した車の仮置き場となっていて、現在、29台の車がとめられているということです。
レッカーされた車の持ち主は…。
レッカーされた車の所有者
「仕事帰りだったので、ちょうどこの道の真ん中で動かなくなっちゃって。運転席乗っていて、腰くらいまで(浸水した)」
その後、女性は消防に助けられたといいますが…。
レッカーされた車の所有者
「木曜日の夜(豪雨の翌日)に(電話)したが連絡がつかなくて、レッカー屋さんもいっぱいで。(Q:どれくらいつながらなかった?)何時間も。その日は全然つながらなくて、次の日の朝つながった」
当日、業者に連絡がつかなかったといいます。
レッカーされた車の所有者
「(Q:車は生活必需品?)そうですね、仕事行くにも通勤だけなんですけど」
ただ、業者も休みなく作業が続いています。
業者
「結構、水浸った感じ?」
依頼者
「もう全部、あっちもそう、4台くらい。(Q:普段仕事で?)使ってる、仕事にならない」
車1台分の作業時間は、20分ほどだといいますが…。
レッカーを行う業者
「(依頼が)残ってるのは50~100(台)くらい。人・車両も足りないしなかなか一気には片付かない。気が遠くなる、いつ終わるんだろうのレベル」
車の張り紙には「警察連絡済み レッカー待ち」と書かれた紙がはられていました。
別の張り紙には「レッカーの手配が混雑している影響で、8月21日以降の移動」と書かれていました。
さらに、千葉市ではここ数日、放置車両に乗用車が追突する事故が相次いで起きています。
17日夜「news zero」が、千葉市内を走行すると…。夜道で目立つ三角形のマーク。
放置車両に反射テープがはられ、停車していることが分かりやすいよう、対策が行われていました。
千葉市は、通行に支障があったおよそ500台にのぼる放置車両の路肩などへの移動が完了したということです。
18日以降、千葉県や市などは共同でプロジェクトチームを立ちあげ、引き続き、対策に取り組む予定です。
(8月17日放送『news zero』より)