三重の商店街火災、約4時間20分後に鎮圧 けが人や逃げ遅れなし

8月31日午後3時15分ごろ、三重県伊勢市岩渕1の明倫商店街の一角から出火、アーケード付き商店街のほぼ全体や周辺の家屋に燃え広がり、約4時間20分後に鎮圧した。伊勢署によると、けが人や逃げ遅れの情報はない。現場は近鉄宇治山田駅前で、最も近い伊勢神宮外宮の敷地までは約400メートル。
商店街関係者によると、東側に2カ所ある出入り口のうち、南側を少し入った付近から火が出たという。
商店街は一時炎に包まれ、隣接する一般の家屋も延焼、北側の伊勢市観光文化会館の壁面も黒焦げになった。南隣の箕曲中松原(みのなかまつばら)神社に火が迫り、付近の住民が社殿からご神体を運び出すなど緊迫する場面もあった。
同商店街で現在営業しているのは20店舗余り。出火当時は10店前後が営業していたという。西側に元巨人の沢村栄治投手の生家跡があり、昭和レトロなムードでも知られる。
伊勢署と消防は1日に実況見分して詳しい原因などを調べる。【小澤由紀】