児童相談の内容を郵送で流出させたか 大阪・羽曳野市の生活福祉課職員の50歳男を逮捕

大阪府羽曳野市で市に寄せられた、子どもに関する相談内容を流出させ、市の業務を妨害したとして、50歳の羽曳野市職員が逮捕されました。 偽計業務妨害と地方公務員法違反の疑いで2日に逮捕されたのは、羽曳野市生活福祉課の主幹・野上伸一容疑者(50)です。 警察によりますと、野上容疑者は今年1月上旬から4月中旬にかけて、市に寄せられた児童相談に関する情報を対象の子どもがいる26世帯に郵送して情報を漏らし、その後の事実確認などで市の業務を妨害した疑いが持たれています。 羽曳野市によりますと、郵送された書面には児童相談歴のある各家庭の個人名や住所、当時の相談内容などの個人情報が記されていて、いずれも差出人は匿名だったということです。1月上旬に書面が届いた家庭から市に相談があり、情報の流出が発覚しました。 その後、警察が書面を投函したとみられるポスト周辺での防犯カメラの捜査やパソコンなどの解析で、野上容疑者の関与が浮上し、逮捕に至ったということです。 野上容疑者は調べに対し、「私はやっていません」と容疑を否認しています。警察は情報の入手経路や動機について詳しく調べています。 羽曳野市の山入端創市長は「職員の一層の綱紀粛正とともに、情報管理の徹底を図り、市政に対する信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。