6億円相当の人民元不正送金か 地下銀行運営容疑で中国籍の男女ら3人逮捕 京都府警

海外に不正な手口で送金する「地下銀行」を営んだとして、京都府警は9日、銀行法違反(無免許営業)の疑いで、中国籍で京都市右京区西京極芝ノ下町の会社役員、孟海燕(メン・ハイヤン)容疑者(57)ら男女3人を逮捕した。府警は3人の認否を明らかにしていない。
他に逮捕されたのは、同区西京極西大丸町の会社役員、高橋孟(もう)(56)と中国籍で大阪市中央区松屋町のアルバイト、林高弘こと曹立営(ツァオ・リーイン)(49)の両容疑者。孟容疑者は高橋容疑者の姉で、高橋容疑者と林容疑者は知人。
府警によると、3人は少なくとも十数人から依頼を受けて約6億円相当の人民元を不正送金していたとみられ、府警は余罪などを調べている。
3人の逮捕容疑は共謀し令和5年10月~6年3月ごろ、12回にわたり、銀行業の免許を受けずに外国籍の依頼人らから約1億5000万円を受け取り、計737万7000元を指定された中国国内の口座に送金したとしている。
府警によると、別の詐欺事件の捜査で容疑が浮上。林容疑者が依頼人から日本円を受け取り、高橋容疑者を通じて孟容疑者が送金していた。孟容疑者は逮捕前の任意聴取で「在留資格を得るための不動産事業で日本円が必要だった」などと話していたという。