小泉進次郎防衛相『ZIP!』ブチ切れ事件 背景にある「高市首相との良好な関係」細かな案件でも逐一相談、“メディアへの向き合い方”でも首相に同調か

高支持率を追い風に、勢いに乗る高市早苗首相(65才)。その振る舞いに同調するかのように、かつてのライバル・進次郎氏もまた、これまでにない強気をのぞかせている。永田町で変わり始めた2人の関係とは──その内幕を詳報する。【前後編の後編】
小泉進次郎氏が日本テレビに激怒
高市内閣の中で、もうひとり”強気”な姿勢を見せている人物がいる。
「小泉進次郎防衛大臣(45才)です。先日、進次郎氏が日本テレビに激怒するという”事件”が勃発しました」(政治部記者)
事の発端は、内閣改造翌日の9月18日に放送された朝の情報番組『ZIP!』だった。
「今回の内閣改造と党役員人事を前に、自民党内では当選2回以上の衆議院議員に向けた『役職希望アンケート』が配布されていました。番組ではこれを取り上げ、”進次郎氏がアンケートに防衛大臣を留任したいと記入していた”と解説したのです。ところが、進次郎氏はそもそもアンケートを提出しておらず、放送後、自らSNS上で反論するという事態に発展しました」(前出・政治部記者)
進次郎氏はXに《事実とは完全に異なることを一方的に報じていることに驚きました》と投稿。さらに、《日本テレビから私に対して確認や取材は全くありませんでした》と記した。これを受け、日本テレビ側は即座に対応。当日夜の『news zero』、週が明けた21日の『ZIP!』で誤りを認め、謝罪と訂正を行った。だが、進次郎氏の怒りはそれだけでは収まらなかったという。
「進次郎氏は日テレ側にかなり強く抗議し、直接の謝罪を要求。対応次第では今後の日テレの取材を受けないことも匂わせるほどだったと聞いています」(テレビ局関係者)
事実と異なる内容だったとはいえ、一部ではその強硬ぶりに首を傾げる向きもある。
「進次郎氏は日テレへの抗議をつづった投稿文で、”アンケートを提出する代わりに、首相と直接コミュニケーションを取った”という経緯を明かし、《この1年全身全霊をかけて取り組んだ防衛大臣としての想いを総理には伝えさせていただいた》と記しています。つまり、防衛大臣を続けたいという思い自体は、高市首相に伝えていたわけで、留任希望自体は間違っていなかったのでは……」(前出・政治部記者)
当幹部にかわいがられるようになった成功体験
進次郎氏がメディアにここまで強く出る背景に見え隠れするのが、高市首相との急接近だ。
「前回の自民党総裁選ではトップの座を争った2人ですが、進次郎氏は首相のもとで防衛大臣を続投し、”ポスト高市”への動きを封印しています。