横浜や千葉・市川で闇バイト強盗、実行役2被告が初公判で起訴事実おおむね認める…強盗致死罪や逮捕監禁罪など

横浜市や千葉県市川市、同県船橋市で2024年10月に相次いだ闇バイト強盗事件の実行役として、強盗致死や逮捕監禁などの罪に問われた藤井柊(しゅう)被告(28)と久保田陸斗被告(23)の裁判員裁判の初公判が14日、千葉地裁(日野浩一郎裁判長)で始まった。起訴事実について藤井被告は「間違いありません」と述べ、久保田被告も「船橋の事件の金額は違っているが、ほかは間違いありません」とおおむね認めた。
起訴状などによると、両被告は24年10月15日、横浜市青葉区鉄町(くろがねちょう)の民家に侵入し、住人の後藤寛治(ひろはる)さん(当時75歳)に暴行を加えて死亡させ、現金や貴金属を奪った事件など計3件で、強盗致死罪や強盗致傷罪などに問われている。
この3件以外でも、藤井被告は同月16日、同県白井市の民家に侵入して住人2人を殴るなどして重軽傷を負わせ、現金約26万円を奪ったなどとして強盗致傷罪などで起訴されている。
事件では、久保田被告はSNSに「何でもいいから仕事をください」と書き込むなどしたことで、指示役とつながったとされる。両被告は秘匿性の高い通信アプリを使い、複数のアカウントから指示を受けていたとされる。
横浜市の事件では、実行役の千葉県印西市、塗装工宝田真月被告(24)が強盗致死罪などで起訴され、市川市と白井市の事件では実行役の高梨謙吾受刑者(23)に、懲役16年の判決が確定している。指示役とされる20歳代の男4人も昨年12月以降、強盗致傷罪などで起訴されている。