兵庫県新温泉町の施設で展示されているチョウの翅(羽)の化石が、約250万年前の地層から見つかった「現生するチョウ」として世界最古のものだったことが明らかになりました。
現生するチョウの化石として世界最古と判明したのは、中国北部などに生息する「ポターニンミヤマシロチョウ」と特徴が一致する42ミリほどの前翅(羽)=ぜんし=です。
新温泉町の職員が35年ほど前に発見したもので、研究者らが確認したところ、約250万年前の湖の地層から見つかったことがわかりました。
現生種のチョウとしては、これまで約30万年前の「ゴマダラチョウ」の化石が世界最古とされていましたが、今回それを大幅にさかのぼることになります。
このチョウは現在日本に生息しておらず、過去の生態系を解明するカギになると期待されていて、施設では今後も展示を続けるということです。