辞職後も同志社「総長」にとどまる意向 「責務」「改革に努める」繰り返す八田理事長 辺野古転覆事故、同志社会見(11)

沖縄県名護市辺野古沖で抗議船2隻が転覆し、研修旅行中の同志社国際高校(京都府)2年、武石知華(ともか)さん=当時(17)=ら2人が死亡した事故を巡り、同校を運営する学校法人同志社が30日、京都市内で開いた記者会見では、八田英二理事長が、総長と理事を続けることについて、報道陣から疑問の声が相次いだ。
八田理事長はこの日の会見で、「ガバナンス不全の責任は重い」として改善計画の検討と着手の見通しが立ち次第、理事長職は辞するとしたものの、「教育面に関する改革は続けたい」として、総長にはとどまる意向を示している。
これに対し報道陣からは「総長もやめるのが筋ではないか」「校長が解任されているのに総長には留まるのか」など疑問の声が相次いだ。これに対し、八田理事長は「改善改革が最大の責任を果たす方法と考えている」「総長として改革を進めるというのが責務だ」とくり返した。
さらに「学内の信頼をもとにして、改革を最大限に進めたい」と話す八田理事長に対し、報道陣が「学外の信頼が揺らいでいる」と指摘する場面も見られた。