東大が学長選考経緯公表 最終投票で15人中14人が藤垣氏承認

東京大は30日、次期学長の選考経緯を改めて説明する文書を公表した。学長選考・監察会議による最終的な投票で、議長を除く15人が無記名で投票した結果、14人が大学院総合文化研究科の藤垣裕子教授を承認したと明らかにした。
文書によると、学長選考・監察会議は委員16人で候補者5人を対象に最初の投票を行ったところ、過半数を得た候補者はいなかった。上位3人を対象に2回目の投票を実施。藤垣氏が12票で、その他の2人はそれぞれ2票を得た。その後、藤垣氏を次期学長として承認するかどうか投票を行い、14人が承認したという。会議では、委員全員が教職員による意向投票の結果をどのように受け止めるか順次意見を述べたという。
東大学長選を巡っては、教職員有志が経緯の説明を求める文書を2回提出しており、東大は「現在、回答文書を作成している」とした。文部科学省も検証を依頼する文書を出している。【竹内麻子】