カネミ被害者、カネカと対話要求 集会開き「声を上げ続ける」

1968年に西日本一帯で起きた食品公害「カネミ油症」の被害者らが31日、兵庫県高砂市で集会を開いた。原因物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)を製造したカネカ(旧鐘淵化学工業)との対話を求める被害者らは「いつ届くのかとは思うが、声を上げ続けることに意義がある」と強調した。
この日は集会前、被害者ら約10人が同市にあるカネカの工場を訪問。認定患者の渡部道子さん(70)=同県姫路市=が「法的責任と社会的責任は別。責任に向き合い、被害者の声を直接聞いてほしい」と対話を求める書面を持ち込んだが、同社は受け取らなかった。