女子高校生にわいせつな行為をしたとして不同意性交罪などに問われた青森県むつ市の元住職と青森市の元警察官(55)に対し、青森地裁(角田康洋裁判長)は29日、元住職に懲役5年6月(求刑・懲役7年)、元警察官に懲役3年6月(同5年)の実刑判決を言い渡した。
判決によると両被告は2024年11月、共謀して青森市内のレンタルルームで当時高校生だった女性と性交した。元住職と女性がいた部屋に、後から元警察官が入室した。
角田裁判長は判決で、元警察官の存在を事前に知らされておらず、パニックで不同意を表明できなくなったという女性の供述は「自然で合理的」と認定。「被害者が抵抗し難い状況を作り、なし崩し的に性交に及んでおり、計画性が高く悪質」と指弾した。
公判では女性の同意の有無が争われた。検察側は女性が元警察官に恐怖と驚きを感じ、3人での性交に同意しない意思を表明できなかったと主張。弁護側は同意があったとして両被告の無罪を訴えていた。