東日本を直撃した台風19号の爪痕は、各地に甚大な被害をもたらした。急ピッチで復旧作業が進められるなか、これから先の1週間は、東日本と西日本では高気圧に覆われて晴れる日もあるが、週末は低気圧や前線の影響で再び曇りや雨が降る見込みだ。一方で、気温に関してはかなり高くなる見通しで、体調管理には十分注意が必要だ。
台風19号は12日午後7時前に伊豆諸島に上陸した後、強い勢力を維持したまま関東地方を通過し、13日未明に東北地方の東の海上に抜けて温帯低気圧に変わった。
静岡県や関東甲信地方、東北地方を中心に広い範囲で記録的な大雨が降り、降り始めからの雨量は、神奈川県箱根町で1000ミリに達し、関東甲信地方と静岡県の17地点で500ミリを超えた。
また東京の江戸川臨海では観測史上1位の最大瞬間風速43.8メートルを観測するなど、関東地方の7カ所を40メートル超の暴風が襲った。
消防庁によると、これまでに死者53人、心肺停止9人、行方不明者20人、負傷者215人の報告があり、被災状況が明らかになるにつれて被害が拡大し、生活再建や企業の経済活動への影響が長引くおそれも出ている。
復旧作業にも影響するため今後の天気が気になるが、東日本と西日本では、数日の周期で変わりやすく、高気圧に覆われて晴れる日もあるが、今週末は曇りや雨となる見通しだ。
また最高気温と最低気温は、再び平年より高くなる見通しで、日々の寒暖差に体調を崩さないよう注意してほしい。一方、北日本では高気圧に覆われて晴れる日が多く、沖縄と奄美地方では気圧の谷や湿った空気の影響で曇りの日が多くなる見通しだ。