台風19号が甚大な被害をもたらした東北と関東甲信地方では、今週末も再びまとまった大雨が降るおそれがあるとして、気象庁が早めの注意を呼びかけている。
本州付近では、18日から19日にかけて秋雨前線が北上し、19日には前線上に低気圧が発生すると予想される。このため、東北から関東甲信地方にかけては、今週末はまとまった雨が降り、低気圧の発達によっては大雨が降るおそれがある。
先週末の台風19号がもたらした大雨によって、多くの河川で氾濫や決壊が続いている茨城県の久慈川や、長野県の千曲川などでは、通常時に比べて少しの雨が降っても洪水の危険度が高まるおそれがある。
国土交通省は16日現在も▽茨城県の久慈川、▽栃木県の荒川、蛇尾(さび)川、永野川、秋山川、▽埼玉県の入間川流域、▽長野県の千曲川に「氾濫発生情報」を、▽栃木県の思川と黒川に「氾濫危険情報」を発表している。
関東甲信地方では、気圧の谷の影響であす(17日)午後から雨が降り出し、その後18日午後6時までの24時間に、▽関東南部と甲信地方で50~100ミリ、▽関東北部で50ミリの雨が降ると予想されていることから、引き続き河川の増水や反乱に警戒し、被災地域では災害復旧作業への影響に十分注意してほしい。