千曲川の堤防決壊で長野市赤沼にあるキノコ生産大手「ホクト」のエリンギ生産工場が浸水被害を受け、出荷できない状態となっている。
再開のめどはたっておらず、同社は別の工場で増産して対応する。
同社によると、被害に遭ったのは主力工場「赤沼きのこセンター」。同社のエリンギ全体の6分の1を占める年間約3000トンを生産している。今回の浸水で450万パック(約450トン)が水につかり、廃棄するという。
工場では17日、従業員が泥水をかぶったエリンギを片付けたり、清掃作業をしたりした。小松茂樹専務は「泥水を完全に取り除き、消毒・殺菌し、清潔な状態に戻してから再開する。時間はかかるが、食の安全を最優先する」と話した。