九州北部大雨 佐賀・大町の油流出鉄工所、住民に補償額提示

九州北部を襲った8月末の記録的大雨で佐賀県大町(おおまち)町の工場から大量の油が流出した問題で、多数の建物が被害を受けた地区の住民向けの補償説明会が19日、町内であった。流出元の「佐賀鉄工所」は建物の被災規模に応じて80万~250万円の補償額を示した。
説明会は非公開であった。既に町が発行する罹災(りさい)証明書の交付を受けた住民が対象で、出席者によると、会社側は全壊250万円▽大規模半壊200万円▽半壊100万円▽床下浸水80万円――を提示し、油被害が深刻な地域には更に上乗せする考えを明らかにした。農家などへの補償も検討している。同社は20日も説明会を開き、両日中に町内で油被害を受けた計206棟の住民に補償案を示す方針。【竹林静】