台風19号の影響でしなの鉄道の上田(長野県上田市)―田中駅(東御市)間が不通になっている問題で、同社とJR東日本などは23日から当面、この区間を通学で利用する高校生や大学生らを対象にバスや北陸新幹線による代替輸送を始める。対象者は、同区間の駅で乗降するか同区間を通過する通学定期利用者約2000人で、無料で利用できる。【ガン・クリスティーナ、山下貴史】
バスは、上田駅と田中駅を結び、信濃国分寺駅と大屋駅を経由する。運行時間はおおむね午前6時半~午後8時ごろ。バスの乗車口で通学定期を提示すれば乗ることができる。
北陸新幹線は上田駅―軽井沢駅間が対象。しなの鉄道の上田駅、小諸駅、軽井沢駅か、北陸新幹線の上田駅、佐久平駅、軽井沢駅で通学定期を提示し、乗車証明書を受け取ると乗ることができる。
しなの鉄道の上田―田中駅間は、東御市の道路が崩落した影響で不通になっており、県上田建設事務所によると、応急工事の完了までに3~4週間かかるという。同区間は1日に約4500人が利用しており、通勤や通学に大きな影響が出ている。しなの鉄道は、工事完了後、安全を点検して速やかな運行再開を目指す方針で、早ければ11月上~中旬の見通し。