兵庫県内の公立病院で医薬品の盗難被害が相次いだ問題で、県警捜査3課などは24日、元医薬品卸売会社員、織田雅稔容疑者(58)=同県加古川市八幡町宗佐=を窃盗の疑いで逮捕した。織田容疑者の個人口座には、転売先の卸売業者から約1億6000万円の入金が確認されており、同課が調べている。
逮捕容疑は神戸市の2病院から医薬品計16点106万円相当
逮捕容疑は2014年3月上旬~同4月下旬、神戸市立西神戸医療センター(神戸市西区)と県立リハビリテーション中央病院(同)から医薬品計16点(約106万円相当)を盗んだとしている。織田容疑者は「医薬品は転売し、金はゴルフや高級ブランド服の購入、高級料理店での飲食などで使い果たした」と認めているという。
県警捜査3課によると、織田容疑者は事件当時、大阪市内の医薬品卸売業者の社員で、納品する際に、在庫確認を装って別の業者が納入した医薬品を盗み出していた。東京都内の卸売業者に転売し、自らの個人口座に入金させたという。【韓光勲】